古紙には取引のための品質規格がある
古紙の取引には、公益財団法人古紙再生促進センターが定めた古紙標準品質規格があります。対象は、新聞、段ボール、雑誌、雑がみ、オフィスペーパーの5つです。購入する側と販売する側に特別な取り決めがなければ、古紙の取引はこの規格によるとされています。
事業所で古紙の分別ルールを作るときは、この5つの区分がどう分けられているかを知っておくと、回収先と話が合いやすくなります。
新聞・段ボール・雑誌の定義
規格は、品目ごとに、出どころを含めて定義しています。
- 新聞:家庭、会社、官公庁などから出る新聞と残紙です。折込チラシを含みます。
- 段ボール:事業所、家庭、市中などから出る段ボールです。
- 雑誌:雑誌、書籍、返本・残本に、取扱説明書や小冊子を加えた「綴じられたもの」です。パンフレットやカタログなど、本の形をしたものが入ります。
事業所のカタログや取扱説明書は、規格の上では雑誌の区分に入ります。
雑がみとオフィスペーパーの違い
雑がみは、家庭から出る紙や板紙、その製品のうち、新聞、雑誌、段ボール、飲料用パックのどれにも入らないものです。規格では、出どころが家庭とされています。
オフィスペーパーは、オフィスから出る紙や紙製品で、主に製本していないバラの印刷物と、使用済みのコピー用紙を含むものです。古紙再生促進センターの事業所向けのページは、事業所で不要になったコピー用紙、名刺、封筒、紙袋などを例に挙げています。
2つの定義を並べると、事業所で出る紙は、綴じてあれば雑誌、製本していないバラの印刷物ならオフィスペーパーに当たる、と読めます。
事業所の分別区分へ当てはめる
同じページは、区分の決め方を、回収する相手によって分けています。自治体が回収する場合は、自治体の分別区分に従います。古紙業者などが回収する場合は、出る量に合わせて決めます。
- 出る量が多い事業所の例:新聞、段ボール、雑誌、オフィスペーパーの4つ。
- 新聞と段ボールが中心の事業所の例:新聞、段ボール、その他の3つ。その他には、オフィスペーパーなどのリサイクルできる紙を入れます。
区分を決めたら、バインダー、クリップ、輪ゴム、付箋は取り外してから出すよう、同じページが案内しています。
古紙の区分とは別に、機密文書の区分も考えます。同じページは、帳簿、伝票、個人情報や顧客情報の書類、図面、給与関係の書類、契約書などを機密文書の例に挙げ、機密文書の処理会社を通じて処理するとしています。
株式会社トヨダへ古紙の回収を頼む場合
株式会社トヨダは、古紙のスポット回収と定期回収を案内しています。スポット回収と定期回収は有料です。対象は、スポット回収が事業主様と個人様、定期回収が事業主様となっています。段ボール、新聞、雑紙、本、カタログ、シュレッダーなどを回収できる内容として案内していて、地域は京都府全域及び関西一円です。
規格の区分と、株式会社トヨダが実際に受ける分け方が同じとは限りません。回収の際の分け方は、見積りの際にご確認ください。出る紙を冊子、バラの印刷物、段ボールに分けた一覧を作って伝えると、話を進めやすくなります。詳しくは古紙リサイクルのページをご覧ください。