区分は出る量の多い紙から決める

事業所から出る古紙は、新聞、段ボール、雑誌、オフィスペーパーなどの一般古紙と、機密文書に分かれます。古紙再生促進センターの事業所向けの案内は、自治体が回収する場合は自治体の分別区分に従い、古紙業者などが回収する場合は、古紙の排出量に見合った区分を考えるとしています。同センターの冊子も、分別区分は発生量が多い古紙を基本に決めるとしています。

出る量が多い事業所の4区分

古紙の出る量が多い事業所の例として、新聞、段ボール、雑誌、オフィスペーパーの4区分が示されています。オフィスペーパーは、使用済みのコピー用紙、チラシ、名刺、封筒、包装紙、紙袋などで、リサイクルできない紙や異物が混ざりやすく、特に注意が必要とされています。

冊子は、発生量が多い事業所の進み方として、新聞・雑誌・段ボールの回収、オフィス雑がみ(新聞・雑誌・段ボール・紙製飲料用パック以外の紙)の回収、禁忌品の徹底除去という3つのステップを示しています。禁忌品とは、古紙に混ぜてはいけない、製紙原料にならないものです。

出る量が多くない事業所は2〜4区分

従業員の規模が小さい事業所では、2区分から4区分程度が目安とされています。出る量が多くない事業所の例として、新聞と段ボールが比較的多いなら、新聞、段ボール、その他の3区分が挙がっています。

冊子には、段ボールが比較的多いなら段ボールとその他の2分別、シュレッダー紙がまとまって出るなら段ボール、シュレッダー紙、その他の3分別、という例もあります。分別の考え方が定着したら、次の目標は禁忌品を取り除くことだと、冊子は述べています。

調査・計画・実行・点検の4段階

事業所で古紙回収を始めるには、現状調査、計画、実行、点検・改善の4段階が必要とされています。

  1. 現状調査:どの種類の古紙が、どのくらい出ているかを調べ、いまどう処理されているかも確かめます。
  2. 計画:引取先、分別区分、回収容器、保管期間を決め、社内掲示などで従業員に知らせます。
  3. 実行:分別や異物の混入を確認し、回収量を記録します。徹底されるまで、繰り返し説明します。
  4. 点検・改善:問題がないかを定期的に確認し、直していきます。

冊子は、社内に定着させる第一歩は、会社や事業所の方針として古紙回収を行うと明確にすることだとしています。

回収容器・置き場所・回収の頻度を見直す

点検で見る点として、事業所向けの案内は、次の4つを挙げています。

  • 古紙が種類ごとに分けられているか。
  • 異物の混入状況。引取先などに聞いて確かめます。
  • 回収容器のサイズや設置場所が適切か。従業員に聞いて確かめます。
  • 回収されるまでの保管期間が適切か。

回収容器は、従業員の目を引く色やデザインにすると、リサイクルの意識を保つのに効果的とされています。保管期間は、自治体の資源回収を使うなら回収日まで、古紙業者を使うなら取り決めた回収頻度で決まります。冊子は、分別する品目が増えるほど保管スペースが要るため、回収業者と相談して引取りの頻度を増やすなどの工夫を挙げています。

株式会社トヨダの定期回収

株式会社トヨダは、毎日の事業活動で出る古紙を週1回から定期的に出張して回収するサービスとして、定期回収を案内しています。対象は事業主様で、回収できる地域として案内しているのは、京都府全域及び関西一円です。スポット回収と定期回収は有料です。区分を決めたあとの回収の頻度は、見積りの際にご相談ください。回収の内容は、古紙リサイクルのページで確かめられます。