始める前に委託先の加入を確かめる

電子マニフェストは、紙のマニフェストの代わりに、必要な事項をネットワーク上でやりとりする仕組みです。京都市 京さんぱいポータルの産廃Q&Aでは、使うには、廃棄物を出す排出事業者、収集運搬業者、処分業者の三者がそろって加入している必要があり、一者でも未加入なら使えないとされています。

加入している処理業者は、京都市の産廃処理業許可業者のページで、電子マニフェストの導入を条件に検索できると、京都市は案内しています。京都市の許可業者に限らず処理業者を調べる場合の検索先として、公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団のサイトも挙げています。

加入申込みの3つの段階

JWNET(日本産業廃棄物処理振興センター)の加入申込の流れでは、加入はWebで申し込み、最短で当日中に使い始められるとしています。申込みはパソコンで行うよう求めており、スマートフォンやタブレットでは手続きできない場合があるとも記しています。

  1. 仮申込:担当者の氏名とメールアドレスを登録します。15分ほどで、ログインのURLと、申込用の仮ユーザーID、仮パスワードがメールで届きます。
  2. 加入申込:仮ユーザーIDと仮パスワードでログインし、パスワードを変更します。続けて、規約に同意し、加入区分、料金区分、会社情報、支払い方法を入力して申請します。
  3. 利用開始:申請の30分から1時間ほど後に、加入者番号と仮パスワードがメールで届きます。この番号でログインし、パスワードを変更すると使えます。

加入契約は申込みの当日に成立し、当日から使えます。21時以降に申請したときは、使えるのは翌日からです。入力の途中で30分操作しないと自動でログアウトされるため、入力する内容は先にそろえておきます。

排出事業者の料金区分の考え方

JWNETの利用料金のページによると、排出事業者の料金は、1年間の基本料と、マニフェストの登録情報1件ごとの使用料の組み合わせです。区分は、マニフェストの年間登録件数に応じて、A料金とB料金から選びます。

A料金は基本料が高い代わりに1件あたりの使用料が安く、登録件数が多い場合に向くとされています。B料金は、一定の件数までは基本料だけで済むため、件数が少ない場合に向くとされています。このほか、登録件数が少ない排出事業者向けに、条件を満たす場合だけ使える団体加入料金(C料金)があります。

加入した最初の年度は、区分を選ぶ目安になる件数が異なります。年度の途中で加入すると、最初の年度の基本料は月割りです。金額と、区分の目安になる件数は、利用料金のページで確かめてください。同じページに、利用料金シミュレーションへのリンクもあります。

料金は改定されることがある

利用料金のページには、2027年4月1日から利用料金を改定するというお知らせが載っています(2026年10月時点)。このため、この記事には金額を載せていません。加入の前に、改定の内容と、2027年4月以降の請求内訳を、JWNETのページで確かめてください。

社内で決めておく担当と手順

申込みの入力項目から、先に決めておくとよいことが分かります。

  • 申込みを行う担当者と、連絡を受けるメールアドレス:仮申込で登録します。
  • 1年間にマニフェストを登録する件数の見込み:料金区分を選ぶ目安になります。
  • 支払い方法と会社情報:加入申込の入力項目に含まれています。

株式会社トヨダへ頼む場合

株式会社トヨダの産業廃棄物収集運搬は、事業活動で出た産業廃棄物の収集運搬のサービスで、依頼には契約が必要です。回収できる地域として案内しているのは、京都府全域です。電子マニフェストで受け渡しできるかどうかは、お問い合わせの際にご確認ください。サービスの内容は、産業廃棄物収集運搬のページで確かめられます。